ただの感想

ガッキー可愛いよね。とても好きですあの透明感。そんなガッキーが出ている2018年秋ドラマ『獣になれない私たち』みました?

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しんどかった。ガッキー演じる晶さんなんだけど、本当に頑張っていて、つらい環境でも頑張って頑張って頑張ってる。パワハラ、同僚のミスの尻拭い、DV父親(他界)マルチ商法母親(絶縁)、4年付き合ってる彼氏は元カノ(ニート)と一緒に暮らしてる…ってなんだこれ詰め込みすぎじゃない?見ながら彼女に救いはあるのか心配でハラハラしてたんだけどね、あのね、まだ2話までしか見てないのにこんなこと言うのは本当に申し訳ないと思うんです。でも言わせてほしい。

わたし、晶ちゃん、苦手だわー・・・

食べ物に好き嫌いがあるように人にも好き嫌いがあるので仕方ないことだと思うんだけど、苦手です彼女。なんだろうね、彼女がどうしてああも断れないのか分からない。あんな風に「自分は頑張ってる!」ってやってたらそりゃあ周りも甘えちゃうよね。同僚ができないから、後輩ができないから、“仕方なく”自分がやっているのだろうけど果たしてそうなのか。やりたくてやってるんじゃない?って思ってしまう。きっと彼女は責任感がある女性なのだろう。だから「これは私の仕事じゃありません」「担当は私じゃありません」と言えないのかな。とはいえ、人を動かすのってすっっっごい労力いるので、「あ~~~こんな使えない奴に教えるぐらいなら自分でやったほうがマシじゃい!!!教える時間ももったいないし、教えても失敗して自分の仕事が増えるだけじゃんかーーー!!!!!!」ってなったこともあったのかもしれない。それならめちゃくちゃ分かる。だけどそれなら、それこそ責任もって自分でやったほうがいいのでは。んー分からん。私が頑張らなかったら会社が回らない、なんて状況になったことないから分からない。そんなに仕事できる人でも責任感のある人でもないしなあ。

しかし私の周りには「晶ちゃんの気持ち分かる…私もああいう時期あった」とか「めっちゃ共感できてつらい晶がんばれ」って人が多くてさー、みんな責任感つよいね?すごいよみんな会社のためにあんなに自分を捧げているの???私みたいに適当に仕事やっている人間のほうが少数派か…そうだよね…でもさぁ、ネットの海には私みたいな感想を抱く人もいるんじゃないかと思って書いてる。がっきー好きだし、これから晶ちゃんのこと好きになるかもしれないし、田中圭はまじまじのまじで田中圭~~~っゆるす!!!って感じだし、とりあえずは3話も楽しみ。

言っちゃえばまあドラマなんだし、広い心でエンターティメントを楽しむ余裕があればいいんだろうけど、残念ながら今は心が荒みストリートなのでクッキーモンスターばりにクッキー食べながらこんな文章書いてます。

給料日が楽しみじゃなくなった

「え、今日、給料日?」

今までは毎月1度訪れる給料日がとても楽しみで、カウントダウンしたり飲み会の予定は給料日後に入れるようにしたり、給料日当日は朝一に通帳をチェックしていたのに、気づいたら給料日を忘れるような人間になってしまった。給料日ってめちゃめちゃ楽しみで待ち遠しくて「ありがとう給料日!!!」って感じの日じゃないの?こんな朝ふつうに起きてだるいな~って思いながら出勤して、朝9時の給料明細メールで「え、今日、給料日?1ヶ月はや」ってなるようなのは違う。もっと胸の高鳴りがあるのが給料日。いつもは手作り弁当だけど、ランチでいいもの食べよ♡とか朝からわくわくするのが給料日。買い物をするときに給料日までの使える残額を計算して、よしいける買おう!ってなって結局給料日までもたなくてもやし生活をして迎えるのが給料日。給料日が楽しみじゃないってどういうこと?社会人としてあるまじき事態じゃない???

これはそう、お金に余裕があるから。(※別に私は高給取りではなくむしろ低い方)

というのも今私にはハマっているものがない。若手俳優オタクを卒業し、趣味だった旅行も一緒に行ってくれる友人が掴まらなくなり興味を失い、元々車を持っていないのでお出かけも滅多にしない。私は今お金を持て余している。欲しいものも特になくて、やりたいことも行きたい場所も特になくて、とてもつまらない。熱がない。情熱が。お金の使い道がないと、何のために働いているのか分からなくなって、仕事もとてもつまらない。もちろん最低限の家賃とか食費とかちょっとした交際費とか諸々の出費はある。でもやっぱり推しの俳優に会うために月一東京遠征をし、複数公演入ったりプレゼントしたりしていた時期とは支出がまったく違う。航空会社に毎月何万も支払っていたのがなくなると、こんなにもお金に余裕が生まれるのか。心の潤いはまったくなくなったけど。

何かにハマりたい。活力がない。なんでもいいから、楽しみで仕方ない!これのために私は働いているんだ!って感じたい。お金がないって状況より今のお金に余裕がある方がいいんだろうけど、私は何かにお金を使って毎日にメリハリが欲しいんだ。何のためにつまらない仕事を黙々とこなしているかって、私がしたいことするためなのに、したいことないってどういうことだ。お金を使って満たされたい。

かわいい同期と働いていると劣等感を感じるので会社を辞めようかと思う

今週は転職エージェント2社と電話面談をしました転職活動中です。

正直、今の環境はとても恵まれている。残業ほぼナシ定時退社、有給休暇も取りやすい。勤務中でも体調不良だとすぐに病院に行ける。人間関係も良好で、会社全体も昔の古い体制から変わろうとしていて、実際にその成果も感じている。仕事のプレッシャーも感じないし、ギリギリに出社して終業時間ぴったりにスマホを取り出して完全にOFFモードになる毎日。ゆるい。ゆるくて楽な会社だと思う。そんな会社を辞めようと思っている私は、間違っているのか。

私にはとてもかわいい同期がいる。見た目もかわいいが、中身もかわいい。かわいいというか愛想がいい。私には圧倒的に足りない部分。彼女の近くで働くまでは、仕事ができればいいでしょというスタンスだった。自分の仕事にはスピードも正確さも自信があったし、頼られるのも嬉しかったし、上司や先輩にも堂々とモノを言えるのはかっこいいと思っていた。キャリアウーマンみたいな気分だったのかもしれない。男性相手にも仕事のことで議論したり、他部署の人に意見を言ったり。私は自分が仕事ができる人間だと思っていた。

だけど彼女が来てから、圧倒的かわいさの前ではうまく仕事ができなくなった。自分の嫌なところばかりが目について、劣等感。仕事ができる=仕事のスピードとか正確さとかを重視していた私がものすごく情けなくなった。彼女は愛想がとてもいい。いつでもにこにことしていて、怒った時も頬を少し膨らませるという可愛さだ。そして彼女はぶりっこではなく、誰に対しても等しく上司も先輩も同期も後輩も社外の人も友人も家族も全員に対してそうなのだ。すごい。動作には擬音語をつけ、呼ばれたら必ず小走りで寄ってきて、女性に対しては可愛いボディタッチをする(男性には絶対にしない)。声も高い。取引先には「あのアニメ声の子」って言われてる。確かにぶりっこと勘違いされやすいので、初対面の男性からは可愛い子・女の子っぽい子という印象を受けやすいが実際は全く違う。本当にいい子で、非の付け所がない。仕事に対しても一生懸命で、数字に強いとは言えないが頑張っていると思う。本当に、彼女と仕事をしていると自分がみじめで、弱くて、可愛くなくて、逃げ出したくなる。彼女よりはPCスキルや処理能力が高いと思ってはいるけれど、私には笑顔も愛想も可愛げも足りていない。嫌な仕事を降られたときは嫌な顔をしてしまうし、こんな事もできないの?と感じたときはそのままの感情が表情に出てしまう。あと圧倒的に声が低い。は?とかすぐ声に出してしまう。低い声で。こうやって書くと、私って社会不適合者じゃない?え?人前で仮面を上手に被ることさえできないの???これもう仕事のできるできないじゃなくて、社会人としてダメダメすぎない???

私も愛想がいい子と愛想がよくない子だったら愛想がいい子に仕事を頼みたい。そりゃそうだ。仕事のスピードが遅くても、めっちゃ急ぎじゃない限り愛想がいい子に頼みたい。彼女は私と違って割と忙しいみたいで、それもつらい。忙しいみたいだから私の得意分野は私に仕事を振っていいよ、って伝えたんだけど実際はもっと劣等感でぐるぐるしてたので嫌味なことを言ったような気がする。ごめんなさい完全に八つ当たりでした。そして、私に仕事振っていいよ、って言ったけど彼女は自分ですることを選んだ。彼女は可愛くて仕事に責任感があってプライドもある。私に仕事を振ってくれることはなかった。定時になって私が「なんか手伝うことある?」って聞くことが日常化していた。いつも彼女は「ないよ」「私もすぐ帰るよ」という。そして私は帰る。彼女は少し残って仕事を片付けたりして帰ることがほとんどだが、たまに1~2時間の残業をして帰ることもあった。それも数か月経つと、もう尋ねることもなく定時退社するようになってしまった。『頼む仕事なんかない』そう言われているような気がして、つらくて、尋ねることなく帰るようになった。もちろん彼女はそんなことは思わない。私の曲解なのだけど、苦しくて仕方なかった。あと残業代がないと私の給料はまじで低いので生活も苦しかった。

『自分も彼女と同じようにしたらいいじゃん!』って言われたけど、自分と彼女の差を感じて苦しいのでやめた。彼女にあって私にないものがあるように、私にあって彼女にないものがあることも分かる。それでもこの劣等感は、ふとした時に顔を出して私の心をボロボロにしていく。

仕事が暇だと余計なこと考えてしまうからよくないよね。まあ劣等感を感じるからと言ってお金をかけて整形したいかと言われると別に、って感じだし、明後日からは連休だからプーと大人になった僕でも観に行こうかと思う。

 

許せなくなったら

たとえば、男性の先輩社員から中途の独身男性社員を「優良物件だよw」って適当に勧められたり、お局様から私の担当じゃない仕事をネチネチ文句を言われたり、部下が毎日始業時間後にデスクで朝ごはん食べているのを黙認する上司とか、働き方改革とか何とかで仕事の効率を悪くする弊社とか、おでんのロールキャベツが売り切れてたり、なんで自分の顔こんなに可愛くないんだ!?とかなんか小さいことから大きいことまで、許せね~~~ってなる時ない?ある。

なんか許せない時期ってあるんですよ。普段だったら本当にどうでもいいし笑って流せちゃうようなことも許せなくなってしまう。これはもう仕方ない。許せない期だから。もうどうしようもない受け入れるしかない。だけど自分の機嫌は自分で取るしかないので、この許せない期がきたら私はちょっといい朝ごはんをします。

今回の許せない期を脱出するためのちょっといい朝ごはんメニュー

・好きなパン屋さんのクロワッサン・ウインナー(シャウエッセン)スクランブルエッグ・サラダ(カット野菜使用)・ヴィシソワーズ(溶かしただけ。クノールさんありがとう)・ヨーグルト(冷凍ベリー入り)・野菜ジュース・豆乳・フルーツ(バナナ、キウイ(ゼスプリのキャラが好き)・スモア(チョコビスケットに焼いたマシュマロはさんだだけ)

どう?豪華じゃない???世間一般の方々の朝ごはんと比べるとそうでもないかもだけど、私にとってはちょっといい朝ごはんです。週末の朝はとにかく寝たいのに、朝起きてこんな朝ごはん作る私えらくない?えらい。まずここで自分を褒めます。そして食べる。おいしい。ほとんど自分の力量で味が決まるメニューはないので、おいしいのは当然だけどおいしい。幸せになれる。そして普段は朝ごはんが適当なのでお腹いっぱいになる。幸せ。うわ~~~休日の朝から私充実してる~~~幸せ~~~はっぴ~~~~ってなる。さらに横を向くとさっきまで自分が入っていたベッドがある。いつでも二度寝可能なわけです。最高。もうね、いいやってなる。いいや。独身彼氏なし仕事も趣味も特に熱中していることもない暇も金も持て余してるアラサ―だろうがいいや。こんなにおいしい朝ごはん食べられるんだもん。今日はいい1日のスタートが切れるでしょ!って気持ちで二度寝を決め込むわけです。

というわけで、なんかいろいろ許せなくなったらちょっといいご飯を食べてみてください。今回は家で作って二度寝までがセットだったけど、たまにカフェに出かけたりもするよ。でも朝から化粧するのが面倒なので、やはりおうちでモーニングが多いかな。

久しぶりのツーショ

若手俳優とツーショを撮ってきた。

ここ最近の私は、ずっともやもやとした気持ちを抱えていた。今年27歳になる私には彼氏がいない、仕事もうまくいっていない、何よりも優先したいほどの趣味もない、家族ともなんとなく疎遠、なにか違うと思いつつ平成最後の夏を何となく過ごしていた。

占いにいった。もやもやを解消したくて。

占い師は「仕事ですね。貴方の仕事で満たされない気持ちは、恋愛でも趣味でも満たされません。仕事を変えて下さい。」そう言われた。

仕事は確かにうまくいっていない。暇。とにかく暇。周りからの評価が高いことは査定や上司からの信頼でよく分かるが、物足りない仕事。午前中で余裕で終わる仕事をするために毎日休憩時間も含めて8.5時間も拘束されることに耐えられない。もうすぐ27歳になるという年齢に焦りを感じているのに、毎日時間を無駄にしているとしか思えず苦しい。何とか自分で成長しようと、資格取得に取り組んだりもした。試験勉強中は満足できたけれど、試験が終わり合格証書が届いてから空虚な自分に気付いてさらに苦しくなった。なんのために勉強をしたのか、なんのために会社にただ通っているのか分からなかった。

彼氏がほしくて街コンにも合コンにも行った。好きな人ができたらつまらない日常が変わると思ったし、彼氏ができて結婚できるかもしれないという可能性ができたら退屈な仕事も耐えられるんじゃないかと思った。結果的には今も彼氏はいない。

実家とも自然と距離を置くようになった。実家の居心地がなんとなく悪くなって、結婚の気配もない自分がなんとなく後ろめたくて。子供のころに思い描いていた大人の女性とは、かけ離れた現実の自分の姿に嫌気がさす毎日だった。

 

そんな時に若手俳優とツーショすることになった。

数年前まで若手俳優オタクを嗜んでいたが、担降りしてからはあまり舞台に足を運ぶこともなくなっていた。今回は元推しが一度だけ共演したことがある某若手俳優とのツーショに友人に誘われたので行ってみた。そして気づいた。

これだ。

イケメンを目にした瞬間、心が変な音を立てて自分が自分じゃなくなることが分かった。これだ。この感覚。忘れていたこの感覚。まって~~~顔がいい。顔がいいだけで世界が輝く。「仕事で満たされない気持ちは仕事で満たせ」???はあ???顔がいいイケメンと同じ空間にいるだけでこんなにも心が躍るなんて。踊ってた。サタデーナイトフィーバーしてた。最高すぎ。仕事も、世間体も、家族とかなんか知らないその他諸々に対する後ろめたさもどうでもいい。顔がいい男がいる。顔がいい男が私に笑いかけている。私は顔がいい男に金を払う。それだけでいい。それでいい。

街コンやら合コンやらで会った男のくそつまらない話に付き合うことも、ほぼ初対面の男相手に2時間愛想笑いを続けることも、どうでもいい。今、この瞬間、顔がいい男とツーショを撮っている。この時間が最高。

親戚からの面倒くさい話を「いい人がいたら紹介してくださいよ~」と適当にはぐらかすことも、彼氏がいないことにたいして言い訳のように「仕事が忙しくて」と嘘をつくことも、友人の恋話に「羨ましいな~」と相槌をうつこともどうでもいい。顔がいい男を目の前にすると何かもうどうでもよかった。

独身OLで彼氏も好きな人もいなくて、仕事が充実してなくて、趣味も特になくて、ただ毎日を過ごしている。それでもいいじゃん。それでもいい。顔がいい男とツーショを撮れるだけの経済力と体力と普通程度の外見があればそれでいいや。

ありがとう顔がいい男よ。ありがとう。

自分の顔のよさを自覚して、若手俳優という職業を選択してくれてありがとう。

私は彼を推していたのか

推しから卒業しました。もう現場を3つも干している。長いこと会っていないし、会う予定も今のところない。「仕事とかプライベートが忙しくて行けない」ではない。行けないのではなく行かないのだ。自分で行かないと選択している。元推しのツイッターとかブログもあまり見ていない(ブログはそもそも更新全然されていない)。同厨が「観に行くね!」とかきゃぴきゃぴしていても何の感情も沸いてこない。同厨に「行かないの!?」と責められるたびに「ごめんね~」とか謝るのも面倒になってきた。先日、元推しがネット配信番組にゲストとして出演したときも、家にいたし暇だったのに見ないで半身浴してた。なんてことだ。決して配信を忘れていたわけではなくて、ツイッターのTLが賑わっているのを見ながら半身浴していた。推しの発言よりも自分のセルライトをほぐすことに必死だった。TLに元推しのスクショが流れてきても保存してない。問答無用にカメラロールに保存していたのに、私のカメラロールを見ても数か月前の元推ししか保存されていない。こんなにも簡単に卒業できるなんて、その程度の気持ちだったんだろうなと今では思う。

そもそも私は彼を“推して”いたのだろうか。おたくなんてピンキリだし、“推してる度”を測るなんてことは難しいかもしれない。それぞれ年齢とか年収とか住んでる場所とか色々あるしね。だけどやっぱり、“推してる度”を測るひとつの方法に“いくら貢いだか”があると思う。私はまだまだ貢いでいないほうだろう。上を見れば見るほど、私なんてまだまだだと思うし、そこまで捧げるほど彼のことを好きではなかったのかもしれない。「いつか東京に転職したい」なんて言いながら、今の職場を辞めてポーンと東京に行く勇気なんてないのだ。所詮、その程度にしか推していなかったのだろう。私は本当に彼のことが好きだったの…?分からなくなる。2.5次元舞台で好きなキャラを演じていたから好きになった程度だったんだろう。それでも、他の舞台も観に行ったしイベントも行った。プレゼントも渡すし手紙も書く。それでも、好きではなかったのかな?それとも好きだったから飽きたの?

元推しがかっこよくなくなっているとは思っていた。同厨の子と「初演の時はあんなにかっこよかったのにどうして…」と悩んだ。彼が悪いのか、彼の周りが悪いのか。悩んでいる内に、彼は仕事が増えていった。ファンも初期に比べてかなりついた。舞台の感想は「最高」「かっこいい」ばかりで、そんなことにも苦しくなった。仕事が増えるのは嬉しいことで、自然と会う機会も増えていく。仕事があればSNSの更新も増える。そのうち彼の至らない点が目に付くようになってきて、それでも現場に足を運ぶ自分が嫌で仕方がなかった。帰りの飛行機で毎回鬱になる。一緒に悶々としていた同厨の子は、今ほかの俳優に浮気している。浮気という名目だし、一応彼の現場には足を運んでいるらしい。私も浮気してほかの俳優を見たらまた推しの魅力に気づくかもしれないと思ったけれど、残念ながら2推しがいない。ちょっと興味がある程度の人の舞台を観に、東京まで交通費3万円かけて行く気もおきない。これは完全なる卒業。いやむしろ私は、若手俳優という沼に落ちてさえいなかったのかもしれない。足先だけちゃぷんと浸かったくらいだったのかも。それなのにこんなブログ書いてるなんて笑えるな!?なんか恥ずかしい。元推しのことだって、少ししか見ていないのに勝手に期待したり舞い上がったりしたくせに、また勝手に落ち込んだり悩んだりしてる。めんどくさい女だなー自分。

そんなわけで若手俳優おたくではなくなりました。若手俳優にハマる前、自分は何にお金を使っていたのか全く思い出せないけれど、とりあえず美味しいものでも食べよう。

最高に楽しいけど推しには出て欲しくない舞台が返ってくる

私のホストちゃんが返ってきますね。

私のホストちゃんに出会ったのは、「私のホストちゃんTHE FINAL~激突!名古屋栄編~」です。友達の二推しである廣瀬智紀さんと「ダイヤのA The LIVE」で最高可愛かった小澤廉くん目当てでした。ホストちゃんについて全く知識がないまま、V.I.P.シートのチケットを購入(ありがたいことに地方公演があったので、いつも遠征してること考えたら余裕で払うわ!という勢い)、結果から言うとものすごく楽しかったわけです。こんな楽しい舞台があっていいの!?と驚愕しました。15,000円というチケット代に納得したし、そこにはリアルマネーファイトが広がっており、まさにエンターテイメント。私の語彙力では「すごい」としか言えませんでした。なんかもう観劇前と観劇後で脳みそが大きく変わった気がする。

そんな舞台が返ってくるわけですよ。キャスト大きく変わってるけど、今回は入店テストがあるとか本当にもうおもしろすぎない!?すでに楽しみすぎる。こんなに楽しい舞台なんですが、推しには絶対に出て欲しくないと思っております。本当に。推しホスト役似合いそうだけど、頼むから出ないでくれ。絶対楽しいけど。確実に行けるだけチケット取るけど。その理由はやっぱり、私のホストちゃんのシステムです。推しがほかの女を口説いたりとか席ドンしたりとか接客するのとか耐えられない。ごめん心狭くて。前回、4列通路横という神席だったんですが口説きを受けたんですよね。ほかのみんなの口説きタイムにわぁ~って興奮してたら、いつの間にか口説かれてた。本当に何が起こったか分からなくて、とにかくお顔小さくて可愛いなあって思ってた。私の脳みそがポンコツすぎて、何を言われたか全く覚えてなくてつらかったです。ただただ幸せだったことは覚えてる!!!(その後、そのキャストがブログで口説きの台詞を書いてくれたので記憶が少しだけ戻りました。ありがとう。)そのほかにもオープニングで色んなキャストに席ドンされたり、手を握る、頭をぽんぽんする等のファンサの嵐…基本みんな距離近すぎ…いい匂いする…。本当に最高に興奮しました。イケメンとあんなに接触できるのすごいよね。そりゃあみんなV.I.P.シート入るよ。むしろカジュアルシートとかの人はどんな気持ちで臨んでいるんだろう。雰囲気楽しめればいいみたいな感じかな。ぜひ一度V.I.P.シートを体感してください。後悔しないと思う。終演後、物販にダッシュしたのはもちろんだし、数ある舞台円盤の中でも見てる回数が一番多いのは「私のホストちゃん」です。楽しいんだよね、すごく。ちょっと時間ある時にあの音楽が欲しくなる。そう、「私のホストちゃん」は音楽もとても魅力的で耳に残って仕方ない。あ~またあのエンターテイメントを体感したい。

こんな風に「私のホストちゃん」は記憶がぶっ飛ぶくらいの最高の舞台なんですよ。そんな舞台に推しが出たら私耐えられないと思います。ナンバーワンの景色を見せてあげたいし、関係者各位に「ほ~ら、推しってこんなに金を落とすファンが付いてるんですよ!?」って示したい。それもう破産する未来しかないね。太客入りする方はどんな努力をしてらっしゃるの?お仕事とか私生活を詳しく知りたい。尊敬する。そうやってお金を落とす人がいれば、エンターテイメントは進化し続けるだろうし幸せな人は増える。素晴らしいね。

とはいえやっぱり推しには出て欲しくないのでごめんなさい。あんまり可愛くない子への口説きならいいけど、可愛い子への口説きは見てられない。ほら、私マウンティングするクソ女だからさ。分かっているけど性格悪いな~私。こんな性格悪かったら人生よくない方向に進みそうなので、誰かこのクソみたいな性格変える方法教えて。同担に嫉妬しない、むしろ一緒に喜んでくれるような聖母のような人を尊敬する。彼女たちのように、私はなりたい。

やっぱり推しには出て欲しくないけど、ハイタッチの時毎回「ウェ~~~イ」って笑顔でハイタッチする推しは、「私のホストちゃん」からファンサを少しでいいから学んでほしいです。お前笑顔を見せればファンはずーっと喜んでくれると思ったら大間違いだからな。これは割と本音。